はじめに

2026年2月は、自分の中で「外に触れる」と
「近くを大切にする」が、
同時に進んだ1か月だった。

韓国語を少し学んで、
実際に釜山へ行ったこと。
福岡のゲストハウスで
外国の方と話し、
その人の出身地や
街の空気に興味を持ったこと。
仕事で島根県隠岐郡海士町に行き、
「関係人口」という考え方に触れたこと。
LLMの理論を学びながら、
結局は数学の基礎に
戻ってくるのだと実感したこと。
そして、LTイベントやOST、
Webサイトづくりを通して、
「人が関わりたくなるものって何だろう」
と考えていたこと。

2月は外にも内にも動いた1か月でしたが、
あとから振り返ると、
全部が自分の中の同じ問い
につながっていた気がする。
ここで言う「問い」は、
人は、どんなときに
その場所(ローカルや地域)
や、モノ(サービス)に関わりたくなるのか

つまり「きっかけ」に興味がある。

外に触れたからこそ、
今いる福岡のことや、
自分が目指したい場所のあり方も、
少しずつ見えてきた。
そんなふうに、
考え(問い)と実感が
ゆっくり重なっていく1か月だった。

・韓国の釜山で実感したこと

2月は、韓国語の
ハングルを少し学んだ。
そして実際に、
韓国の釜山にも行った。
その前にパスポートを取得したことも、
自分にとっては小さくない出来事。

今回の釜山旅行では、
釜山出身の友人に
案内してもらった。
観光地を回るというより、
その土地で生まれ育った人
だからこそ
知っている場所や、
地元の人が普段食べるもの、
どういうふうに食べるのかという
文化まで教えてもらえたのが大きい。

同じ料理でも、
ただ「名物を食べた」
で終わるのではなく、
「この地域ではこうやって食べる」
という背景を知って食べると、
感じ方が
まったく違うんだなと思う。

旅行先の文化を知るなら、
その土地の出身の人から
学ぶのがいちばん面白い。
釜山では、それをかなり実感した。

簡単に言えば、釜山が好きになりました。
もっとローカルな場所を知りたいし、
もっと文化を知りたい。
たぶん今年、もう一回行くと思う。
うん、行くはず。
次は一人で行くかもしれません。

福岡から釜山までは飛行機で1時間ほど。
この距離感は、
福岡に拠点(住む場所)
があるからこそ、
実感できる面白さだよね。
東京にいるときとはまた違い、
アジアがぐっと近い。
韓国と距離が近い、
福岡に住んでいる魅力を、
改めて感じた。

ゲストハウスで学んだこと

福岡のゲストハウスに
泊まったとき、
外国の方の話を聞く機会があった。

その中で強く思ったのは、
「その国に興味がある」
という言い方だけでは
少し足りないのかもしれない、
ということでした。
大事なのは、
その人の出身の場所だったり、
その人が好きな都市だったり、
「その人にとっての土地」
に興味を持つことなのだと思う。

国名だけを知るのではなく、
その人の出身地にある文化や、
街の空気に関心を持つこと。
それは、相手を一人の人として
知ろうとすることにもつながっていく。

これは釜山でも同じでした。
釜山出身の友人に案内してもらったことで、
ガイドブックだけでは見えない食べ方や
感覚に触れることができた。

知らない文化に触れることは、
ただ知識を増やすことではなくて、
相手の見ている、
世界を少し想像してみること
なのかもしれません。

・LLMを学んで思ったこと

2月は、LLMの数学的な
理論も少し学んでいた。

LLMというのは、
大規模言語モデルのことで、
簡単に言うと、
大量の文章を学習して、
人の言葉のつながりをもとに
次に来そうな言葉を
予測しながら文章を作るAIの仕組み。
ChatGPTのような対話型AIの
土台になっている技術でもある。

普段使う分には便利だし、
すごい技術だなと思う。
でも、仕組みをちゃんと
理解しようとすると、一気に難しくなる。
数学や統計、線形代数の話が出てきて、
学べば学ぶほど
「これは深いな」と強く感じた。

同時に思ったのは、
やっぱり数学の基礎力や
大学数学は大事だということ。
最新の技術を追うことは
面白いけれど、
深く理解しようとすると
結局は基礎に戻ってくる。
これはAIに限らず、
技術全般に通ずる話かもしれない。

便利さや速さが注目される時代だからこそ、
基礎学力のような
土台を持っていることの
価値はむしろ上がっているのかもしれません。
基礎学力の向上自体を
普段の生活から楽しみながら取り組みたいと
最近は強く思う。

・「作る」&「関わりたくなる設計」

2月は、同僚たちが出るマラソン大会の
カウントダウンサイトも作りました。
いわゆるバイブコーディング的に、
勢いよく形にしたもの。
バイブコーディングというのは、
細かく設計を固めてから作るというより、
まず手を動かしながら、
その場の流れや感覚も大事にして
形にしていく作り方のこと。
ラフに試しながら、
テンポよく作っていけるのが
面白さだと思う。

ただ、自分の中では
「作って終わり」
には、したくなく、
ただの仕組みや、
ただのメディアでは終わりたくない。
普段からアクセスしてもらうには
どうしたらいいか、
大会を待つ時間そのものがちょっと
楽しみになるにはどうしたらいいか、
そんなことを考えていた。

誰かが一回見て終わるものより、
少し気にしてもらえるもの。
たまに開きたくなるもの。
そういう設計に、
自分はやっぱり惹かれているのだと思う。

技術そのものが好きというより、
技術を通して「関わりたくなるもの」
をつくることに興味がある。
この興味の感覚は、
自分の中でだんだんはっきりしてくる。

・島根県海士町で見えたこと

2月は、仕事で
島根県隠岐郡
海士町(あまちょう)
にも行きました。
島根県の自治体の中で唯一、
人口が維持されている
場所だと海士町の人から聞いた。

そこで印象に残ったのが、
関係人口」という考え方でした。
住む人と、
観光で来る人だけではなく、
その土地に何らかの形で
関わり続ける人たちがいる。
移住するかしないか、
住むか住まないかの
二択ではなく、
もっと間にある関わり方がある。

この考え方には、
自分の夢に
つながるヒントがある気がしてくる。

自分のいまの夢は、
いつかカフェみたいなものを
つくりたいと思っている。
それは単に飲み物を出す店をやりたい、
という話ではなく
人が自然と集まって、
ふらっと来て、
少し話して、
また来たくなるような場所をつくりたい、
ということ。

その場所に毎日いる人だけではなく、
たまに来る人、
気にしてくれる人、
応援してくれる人、
何かを持ち寄ってくれる人。
関わり方に幅がある場に惹かれている。

海士町で感じたのは、
街も場所も、
ただ所属するものではなくて、
関わり続けたくなるものなんだ、
ということでした。
自分がこれから
つくりたいもののヒントでもある。

・エンジニアカフェで広がった興味

エンジニアカフェで、
たまたま大阪出身の方と
知り合ったことも印象に残っている。
プログラミング言語
そのものの歴史を
体系的に学ぶ話になったり、
ミッドナイトピッザクラブ
というものの
魅力に興味を持ったり、
話がどんどん
広がっていった。
この広がりの雑談は
人でしか生み出せない。

さらに、
ネパールのランタン谷
につながったり、
HIPHOPは110BPMなのか、
みたいな話にも広がっていく。
普通に考えると
脈絡がないように見えるのに、
自分の中ではちゃんと
一本の線でつながっている
感じがあった。

こういう、気になったことを
少しずつ掘っていく
時間が好き。
何かの役に立つから
掘るというより、
その世界を
もっと知りたいから掘る。
そのような
知的な寄り道の積み重ねが、
自分の感覚(センス)
を少しずつ
育ててくれている気がする。

・アナログなものの強さ

2月は、シールや磁石のような
アナログなものの強さに
ついても考えていた。
実際にモノもつくった。

シール交換が
流行っている理由は
ひとつではないと思う。
少なくとも、手で触れられること、
渡せること、
貼れること、
簡単に並び替えられることには、
デジタルにはない魅力がある。

特にシールや磁石は、
何かのアイデアと
組み合わさったときの可能性が大きい。
固定された情報ではなく、
動かせる。入れ替えられる。並べ直せる。
その自由さが、
場づくりやコミュニケーションとも
相性がいいのだと思う。

便利さだけではなく、
触れられることの良さは、
これからもなくならない気がする。

・好きと主体性について考えたこと

2月は、自分主体でLTイベントも企画した。
テーマは、
「一生続くかもしれない『好き』はなんですか?」
です。

一生続く好き、
というのは簡単に
答えられる問いではありません。
でも、だからこそ面白い問いでもある。
AIの時代だからこそ、
人が何を好きなのか、
何に惹かれるのかには、
前よりも意味が出てくる気がしている。

効率化できることが増えるほど、
その人にしかない関心や
偏りの価値が上がっていく。
そんなことを思いました。
そして、「好き」を知ることは、
人を知ることでもあるのだと改めて感じた。

OSTというワークショップ形式も
仕事で実施した。
そこで感じたのは、
主体性は大切だけれど、
主体性の出し方は
人によって違うということ。

いきなり自分で問いを出すのが難しい人もいる。
でも、用意された問いの中から選ぶことも、
十分に主体的な参加だと思う。
主体性を求めるなら、
主体になりやすい入り口を
設計することも大事だよね。

自由にしていい、
だけでは人は動きにくいことがある。
だからこそ、
自由に入りやすい設計が
必要なのだと改めて思った。

Build for Local. という感覚

2月を振り返っていて、
根っこにある、
大切にしている行動の指針は
やっぱり 「Build for Local.
なのかもしれない。

遠くにある大きな何かのためというより、
まずは近くの人や、
今いる場所や、
自分が関わっている
場所に対して何を返せるか。
それを考えながら作ること。
それが自分にとっての Build for Local.

釜山に行っても、福岡の位置が見えてきた。
島根県隠岐郡海士町に行っても、
自分がつくりたい場所の輪郭が見えてきた。
マラソンのサイトを作っても、
ただ便利なものではなく、
関わり続けたくなるものを考えていた。
LTやOSTでも、
その人の「好き」や
「参加」のしやすさを大事にした。

全部、
近くの人や場所との
関係の中で考えていたことでした。

自分がつくりたいカフェみたいなものも、
たぶん同じです。
すごい場所じゃなくていい。
強い場所じゃなくていい。
でも、近くの人を大切にしながら、
作る人も、応援する人も、
ふらっと来る人も集まれる場所。

2月はいくつかの土地(ローカル)に
触れたけど、
結局はその考えに戻ってきた気がする。
外に出ることで、
むしろ自分が何をつくりたいのかが、
少しだけはっきりしてきた。

・おわりに

ということで、
2026年2月の振り返りはこのあたりで。

ラジオみたいに最後に1曲流すなら、
奥田民生の「さすらい」
かもしれません。

外に触れながら、
今いる場所のことも考えた2月だった。
島根県海士町や韓国釜山などの
場所に行って、地域を知り、
その地域の人の
考え方に触れながら、
結局はまた自分の足元に戻ってくる。
そんな2月の終わりに流すなら、
この曲がしっくりきます。

奥田民生「さすらい」。
またね。

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博多移住ブログから、
「移住」という言葉を外すことにしました。

「移住」という言葉には、
やっぱり少しハードルの高さが
ある気がしています。
住む場所を変えるのは大きな決断ですし、
生活や仕事、人間関係も含めて変わっていくので、
気軽に選べるものではないよなと思います。

だからこそ、
これからは「移住」よりも「関係」
という言葉を大切にしていきたいです。

世の中には「関係人口」という言葉があります。
その土地に住んでいなくても、
その場所に関わる人を増やしていく考え方です。

結果的に、人口減少や少子高齢化、
商店街のシャッター化、
個人商店や伝統が守られていくことにも、
少しずつ影響していくのかもしれません。
もちろん、
急に人口が増えるわけでもないですし、
少子高齢化の問題も
そんなに単純な話ではないと思います。
(そもそも少子高齢化が問題なのか、
という話もありますが、
それはここではいったん置いておきます)

それでも、東京一極集中が続いている中で、
「地方に移住しよう」
と言うだけでは心動かない人も多い気がしています。
移住はやっぱりハードルが高く、
なんだかんだ地元がいい、
都会がいい、
という気持ちも自然なことだと思います。

だから、
まずは「関係」を増やしていく。
住まなくても関われる。
たまに来るでもいいし、
気にかけるでもいいし、
その地域のことを誰かに話すでもいい。
そのような関わり方も、
これからはもっと大切になっていく
気がしています。

そして本日から、
東京(埼玉)と福岡での
二拠点生活を始めることにしました。
メインはこれまで通り福岡ですが、
ときどき一週間ほど
東京(埼玉)で過ごしながら、
東京ローカルにも
関わっていきたいと思っています。

たまには各地域にも足を運び
いろいろな場所との関わりを
少しずつ増やしていきたいです。
そうやって関わりが少しずつ増えていき、
最終的に何かよいものができたら
いいなと思っています。
「Build for Local.」をコンセプトに。

本ブログも、
これからは「移住」を
テーマにするというより、
博多での生活を起点に、
各地のローカルの魅力や、
自分が実感したことを書いていきます。
たまに関係ない私生活の話も書くかな。

世間的には桜の季節ですが、
本ブログもいつか桜が咲くと
いいなと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

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■日記

自分の行動を振り返る。
これは未来の自分のために書く。

だからこの記事自体は、
SNSなどで周知しない予定です。

ブログに公開する必要はないのでは、
という意見もあるかもしれない。
でも、誰かが見ているかもしれない場所で書くのと、
自分の中だけに収めるのとでは、
やはり考える量が違う気がしている。

自分のために書く。
でも、誰かが読んでいるかもしれない場所に、
自分の言葉で書く。
その方が少しの緊張感があり、
自分なりにしっかりと考えられる。
表現も少しだけ豊かになる気がする。

今回のブログでは、
2026年1月の行動と実感を振り返っていく。

■書くこと・夢や目標を見つめた話

1月は、
ただ予定をこなしていた月というより、
自分が何を大切にしたいのかを
見つめ直していた月だった気がする。

結論から言うと、
人や地域から学ぶことの大切さを、
素直に実感した月だった。

まず大きかったのは、
自分の考えを素直に言葉にしたこと。
人生のMBOみたいなもの」を書いて、
今年の目標や人生の夢のようなものを、
できるだけ素直に言葉にしてみた。

未来の自分に向けて、
優しさをもって書きたかったし、
強がらずに書きたかった。

書いたあとに何度も読み返して、
自分はブレているのか、
それとも揺らぎながら進んでいるだけなのか、
自分の心に素直に動けているのか。
そんなふうに、自分の状態を
見つめ直すブログにもなった。

1/23に、
福岡のハッカソンの卒業生イベント
EDDアルムナイ)で、
「AI時代こそ過程が大事なのでは?」
と、自分の体験を通して伝えたことも、
このブログで目標や夢を書いたことの
延長線上にあった気がする。

AIでそれっぽいものが
出せる時代だからこそ、
結果だけでは見えにくくなるものがある。
だからこそ、
どう考えたか、どう迷ったか、
何を面白いと思ったか、
何に傷ついたのか、
何に心が動いたのか。
そうした過程のほうを、
自分は大事にしたいと思う。

■人や場から学んだ話

1/18に
ファシリテーター体験をしたことも、
自分の中では印象が大きかった。
場のつくり方や、
初対面の人の話をどう受け止めるか、
その中で自分は何を伝えるのか。
いろいろと考えさせられた。

何かを一方的に伝えるのではなく、
人が話しやすくなる場をつくること。
それは今の自分にとって、
伸ばしていきたい力なのだと思う。

それと同時に、
1月から、気になったことを
薄い手帳型のスケッチノート
手書きで残すことも習慣にした。
あとで見返すためでもあるけれど、
その場で心が動いたことや、
あとでしっかり調べたいことを、
自分の手で書いて残すこと自体に
意味がある気がしている。

すぐに流れていく情報ではなく、
一度立ち止まって、
自分の中に置いておく感覚。
そういう時間を、
自分は今、大切にしたいのだと思う。

■ローカルや文化に触れた話

1月は、
福岡の地域や文化に触れる時間も多かった。

福岡県指定無形文化財の
「博多曲物」について学ぶ機会があり、
カフェ・ブラジレイロの例会に参加して、
伝統工芸師の玉樹さんから
「伝統自体は変えず、
考えて、時代に合わせる」
ことの大切さを学んだ。

福岡の成人式の空気も感じた。
晴れ着やスーツ姿の人たちを見て、
やはり節目には
その街の空気が出るなと思ったし、
元気のある若い人たちを
素直に応援したい気持ちにもなった。

「失敗を恐れずに挑戦しよう」
と、大人は若者に言うことがある。
それ自体は間違っていないと思う。
でも、何に挑戦したらいいのかは、
そんなに簡単には分からない。
だからこそ、
成人式で久しぶりに会えた友人たちを大切にして、
今をお互いに祝うことのほうが、
まずは大事なのかもしれないと感じた。

ローカル番組の
福岡くん」に取材されたことも、
すごく嬉しかった。
大好きな番組に、
少しだけ関われたからだ。
オンエアはされなかったけれど、
ますます好きになった。

博多から少し離れた
吉塚にある
リトルアジアマーケットに行ったことや、
韓国の友人家族のお手製のキムチを
食べたことも印象に残っている。
福岡の中にアジアの空気が
自然に混ざっている感じは面白い。
自分は、食の文化が
自然に混ざり合う感じが
やはり好きなのだと思う。

■アナログな体験の話

そして1月は、
アナログな体験の良さも
あらためて感じた月だった。

日めくりカレンダーに対する
新しい体験について考えたこと。
そして、実家に眠っていた
フィルムの一眼カメラで写真を撮り、
現像までしたこと。

フィルムカメラを持って歩き、
自分が大切だと思った瞬間や、
残しておきたいと思った景色を、
写真に残す体験は
自分の中では新鮮だった。

すぐに写真を確認できないこと。
少し手間がかかること。
その不便さも含めて良かった。
便利さや効率だけではない価値を、
自分はこれからも
大事にしたいのだと思う。
つまりそれは、
「過程」を楽しむことにも
つながっている気がする。

1/25に博多にある、
アーティストやクリエイターが集まる
冷泉荘で、
詩話会(現代詩の勉強会)にも参加した。

詩を通して、
言葉が持つ力や、
詩が読み手に
どんな価値を与えるのかを考えた。
言葉を言い切りすぎないことや、
余白を残すことについて、
意識し直す時間にもなった。

その時間の中で、
映画『いまを生きる』に出てきた
「死せる詩人の会」を思い出した。
うまく言えないけれど、
言葉や表現を学ぶことは、
ただ知識を増やすことではなく、
生き方や感受性そのものに触れることに
近い気がした。

1/30に久しぶりに映画館で
機動戦士ガンダム
閃光のハサウェイ
キルケーの魔女
』を観たことも、
自分の中では少し近いところにある。

映画も詩も、
ただ情報を受け取るというより、
その場に自分の身体を置いて、
余白ごと受け取る体験だと思う。
何かをただ消費するのとは、
少し違う時間だった。

1/24にWebを使わずに
熊本の玉名市に行ったことも、
同じ感覚につながっている。
最初から情報を入れすぎないことで
感じることもあるし、
旅をするときは
少し不便なほうが、
その土地との距離が
近くなることもある。
この話はまた別で
ブログにする予定だ。

■日常の小さな実感

普段の生活の
小さな出来事も、
1月の空気をつくっていた気がする。

1/17に福岡の珈琲御朱印帳を買って、
アナログなスタンプを集め始めた。
ただ珈琲を飲みに行くのではなく、
福岡の街を珈琲を通して
味わっていく感じがある。

1/10に十日恵比寿神社の
正月大祭で参拝したあとに、
素敵なお寿司屋さんで
同僚たちと過ごしたことも、
その街で生活している実感につながる
出来事だった気がする。

健康面で言うと、
1月は一日平均で
10kmくらい歩いた。
意識していた日もあれば、
結果的にそうなっていた日もあるけれど、
しっかり歩いていた月だった。

歩くと、
街の細かい変化や、
気になる店や、
季節の気温や、
人の流れが見えてくる。
自分にとっては、
考えることと歩くことが
かなり近いところにあるのかもしれない。

1/10に旧友から
受けた刺激もあった。
久しぶりに
中高の同級生に会い、
それぞれ違う場所で
挑戦している姿を見て、
素直にすごいなと思ったし、
自分ももっと前を向こうと思った。

久しぶりに会った
旧友の姿を見て、話を聞くと、
中高一貫に通っていたことは
良かったのかもしれないと思う。
当時は当たり前にいた友人たちだけれど、
今になって、
より大切な存在になってきている感じがする。

■仕事への向き合い方

仕事についても、
過程を大切にしながら、
仕事自体を楽しめるように
向き合い方を変えた。

インターンに採用する
福岡の大学生を知ることから始めて、
デジタルで業務を効率化すること、
DXについても自分なりに学び、
インターネットを使った
基盤の構築も初めて経験した。
情報セキュリティについても、
書籍を通じて学び、
自分の言葉で伝えられるように書いた。

■まとめ

振り返ってみると、
1月は出来事が多かったというより、
自分が何に反応するのか、
何を大事にしたいのかを、
確かめていた月だった気がする。

今後も大事にしていきたいのは、
自分の言葉にすること。
地域(ローカル)に触れること。
手触りのある体験を選ぶこと。
人から学ぶこと。

その全部が、
ばらばらに見えて、
未来の自分につながっていく気がする。

2月も、
たくさん実感したことがある。
スケッチノートを見ながら、
また振り返りたい。

書くこと。
作ること。
歩くこと。
振り返ること。
好きに向き合うこと。
夢や目標に向き合うこと。
近くの人を大切にすること。

その積み重ねが、
未来の自分を
つくっていく気がする。

長文になりましたが、
読んでくれた方、本当にありがとう。
またね。

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やまみラーメンの写真

博多に移住して5年目、
今年の4月で6年目に入る。

どこが一番美味しいラーメンかと聞かれると、
正直むずかしい。
博多には名店が多すぎる。

でも、「一番リピートしたラーメン屋は?」と
聞かれたら即答できる。

やまみラーメンだ。

自宅から近いという理由もある。
けれど、それだけで30回以上は通わない。

臭みのないスープ。
麺との絡みが異常にいい。
海苔がほどけていく感じまで含めて、
まとまりのいい一杯。

派手さはない。
でも、完成度が高い。

麺は、昭和28年創業の製麺所のもの。
大将のお父さんの代から続く、
歴史のある麺だ。
麺もスープも、
こだわりがはっきり伝わってくる。
臭みがなく、どこかモダンな一杯だ。

麺の伝統とスープのモダンさ。
そのリミックスこそが、
やまみラーメンの魅力だと
勝手に思っている。

夜営業はしない。
11時~15時で
スープが無くなり次第終了。
(月曜日が定休日)

博多駅から徒歩15分ほど。
少し離れているけど、
十分徒歩圏内。

店内の壁には、
過去に来店した人たちの写真と、
リピート回数が書き込まれた
スタンプカードが並んでいる。

その中で、300回通った人がいる。

その結果を見て、
少しビビった。
でも、30回以上通った自分には、
その感覚が分かる。

写真を見ると、日本各地だけではない。
アジア圏はもちろん、
欧州など遠く離れた国からの来店者もいる。

観光スポット的な
ラーメン屋ではなく、
「自然と辿り着いた人が、また戻ってくる」
というお店。

だからここは、
一見客もリピート客も、
自然と集まる場所なんだと思う。

30回以上食べた中で、
一番うまかった日はいつか。

たぶん、最後に食べた日だ。
たぶんね。

毎回「今日が一番だな」と思ってお店を出る。
でも、次に行くと、
わずかに更新される。

味が劇的に変わっているわけではない。
でも、その日のスープの温度、
麺の上がり、
自分の体調や気分まで含めて、
少しだけ違う。

そのわずかな更新が、
また通わせる。

博多には、ラーメンの名店が多い。

でも、自分にとっての一番は、
味が「わずかに」更新され続けるお店だ。

そして今のところ、
それがやまみラーメン。

ずっと応援します。
いつもありがとう。

やまみラーメン

やまみラーメンの写真

※アクセスが増えすぎた場合、
(目安:記事単体で1万PV)
お店や常連の方の
迷惑にならないよう、
この記事は一時的に非公開にします。

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⚫︎人生のMBOみたいなもの ー2026

人生のMBOみたいなもの。
今年のはじめに、
今の自分の人生設計図を、
いったん言葉にしておきたいと思います。

※「MBO」は、会社でよく使われる言葉で、
ざっくり言うと
「目標を立てて、ふり返って、
次につなげる」ための枠組みです。
(Management by Objectives の略)
ここでは評価のためというより、
自分の人生のコンパスを整える
くらいの意味で使っています。

(ちなみに、夢の指標は
あえて書かないかな。
夢の輪郭を書けば、
指標は自然に見つかる気がする)

⚫︎最終的な夢

今の夢は、福岡のエンジニアカフェのような、
好きな場所の記録のような、
人が自然と集まれる場を、
自分の手でつくることです。

派手なことをしたいわけではなく、
すごい人になりたいわけでもなく、

「ここに来るとちょっと楽になる」
「一人じゃない気がするな」

そんなふうに
感じてもらえる場所をつくりたい。

それがカフェなのか、
古本屋なのか、
ゲストハウスなのか、
コンテンツなのか
今は分からない。

ターゲットは
つくる人でも、
そうじゃなくてもいい。
つくる人も、応援する人も、
何者でもない人も、
同じ空間にいられる場所。

Build for Local.
をコンセプトに。

強くなくてもいい。
すごくなくてもいい。
近くの人を大切にしながら、
ゆっくりと築きあげる場所。

難しい夢だけど、つくる人も、
応援する人も、支える人も
自然に集まれる場を
築きあげたいと思っている。

夢を語るとき、
今でも少し不安になる。
いつか挫けたり、
途中で心が折れてしまう日が
来るかもしれない。
「こんな夢を語ってたなんて恥ずかしい」
と思う瞬間も、あるかもしれない。

でも、それでもいいかな、
と最近は思います。
うまくいった夢も、
手放した夢も、
あとで振り返ったときに
「あれも自分の一部だったな」
と受け入れられたら、それでいい。

⚫︎今を積み上げる(今を生きる)

カフェのような場所をつくるために、
今は、趣味で個人開発をしたり、
博多移住ブログを書いたり、
近くの人を大切にしながら
小さなコミュニティづくりを
自分なりに試している。

それに加えて、
興味を持った本を読んだり、
学んだことを少しずつ、
自分の言葉にして残している。
最近は、興味を持って英語や
韓国語の表現を学んでいる。

正解は分からないけれど、
まずはやってみる。
うまくいかない日も含めて、
全部が経験になっていく。

そしてもう一つ、
いつか、カフェのような場所を
つくるための資金も、
少しずつ貯めながら、
「この人がやるなら応援したい」
と思ってもらえるような、
「行動」や「結果」を、
ひとつずつ積み上げていきたい。

お金も大事だけど、
それ以上に“信頼”を積み重ねる方が、
長い目で見たら大切だと、今は思う。

⚫︎心を動かす「企画」をつくりたい

夢の途中で、広告やクリエイティブの
世界で働いてみたい気持ちがある。

技術やアイデアが、
「体験」や「表現」として形になり、
人の心に届いていく現場を、
一度しっかりと味わいたい。

広告業界に特別なこだわりが
あるわけではないけれど、
「心を動かす企画」 を
つくって、実感することは、
いつか自分がつくる場所にも、
きっと活きてくる気がしています。

カンヌのような場所への憧れも、
正直に言うと少しあります。
※ここで言う「カンヌ」は、
映画祭という意味ではなく、
広告やクリエイティブの世界で
大きな祭典として知られる
Cannes Lions(カンヌライオンズ)
のことを指しています。

賞が欲しいというより、
ずっと「アイデア」に
向き合ってきた、
熱量みたいなものが
誰かに届いたらうれしい。
そのくらいの距離感です。
賞を取れたら、たぶん泣くけどね。

⚫︎「シルクロード」にもう一度行く

シルクロードには、
今から約10年前に行った。
若かったあの頃は

「広い」
「すごい」
「違う世界だ」

そんな感想だけで
終わっていた気がする。
もちろん青春ではあるけれど、
当時の自分は、まだ分かっていなかった。

今ならもっと、朝の市場や広場、
旅人が泊まるゲストハウスの空気を、
しっかりと感じられる気がする。
旅人が集まり、立ち止まり、
語り合い、そして旅立っていく場所。
そんな「場」の原型を、
ゆっくり、いまいちど体験してみたい。

観光というより、
自分がつくりたい場所の
ヒントを確かめに行く旅をしたい。

ウズベキスタンのブハラという町に
一人旅したときのVlog。
(iPhone6で撮影)

⚫︎ドクメンタにもう一度行く

2012年にドイツで開催していた
「ドクメンタ」に行った。
ドクメンタは、ドイツのカッセル
数年に一度開かれる、
世界的に有名な現代アートの展覧会。

正直、当時は現代アート過ぎて
何が何だか全然分からなかった。
でも、今振り返れば、不思議と
「何かを感じ取れるものは
少しだけあった」気もしている。

改めて、夢の途中で
ドクメンタにもう一度行き、
現代アートをしっかりと感じ取って、
言語化できないセンスを磨きたい。
自分がつくりたい“場”の
空気や企画の引き出しにも、
きっとつながる気がする。

次回は2027年に開催される。

ドクメンタ2012のときの撮った写真

ドクメンタ2012のとき撮った写真
(iPhone5で撮影)

⚫︎恋愛と結婚は“夢の途中で”

恋愛や結婚は、タイミング次第で
むずかしいときもあるよね。
今は人生の中心には
置いていないけど、
この夢への物語の途中で、
素敵な人に出会えたらいいな、
くらいの感覚です。

自分の考え方や
自分が行動したいことを、
お互いに大切にしながら、
同じ景色を面白いと
思える素敵な人がいたら、
きっとゆっくりと
歩いていける気がする。

ドラマの
やまとなでしこ」を思い出す。

「私には見えるんです…10年後も、
20年後も、
あなたのそばには私がいる…
残念ながら、
あなたといると私は幸せなんです」

そんなふうに言える素敵な人に、
やまとなでしこ」のような人に、
この夢の物語の途中で会えたら、
しっかりと向き合いたいと思うし、
「責任」という意味で結婚もしたいかな。

結婚できても、
結婚できなくても、
後悔しないように生きたいし、
後悔しても、そのときの自分を
受け入れるやさしさを、
持ててたら良いな。



⚫︎おわりに

これは、今の自分が考えている、
正直な人生の設計図みたいなもの。
途中で変わると思うし、
遠回りもたくさんすると思う。

それでも、
「人が自然に集まる場をつくりたい」
という軸だけは、
おそらく変わらない気がしています。

居場所やコミュニティについて
考えている人がいたら、
どこかでお話できたらうれしい。

新年一発目なので、
少しだけ、意識高く夢の話をしました。
「意識高い」はナルシストでもあるけど、
ドリーマーでもあるよね。

でも、
ここからはいつも通り、
日々の生活のことも書いていきます。
目の前の仕事にも向き合います。

引き続き、博多移住ブログを
よろしくお願いします。

最後まで読んでくれた方、
本当にありがとう。

動け、好奇心。

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