■日記

自分の行動を振り返る。
これは未来の自分のために書く。

だからこの記事自体は、
SNSなどで周知しない予定です。

ブログに公開する必要はないのでは、
という意見もあるかもしれない。
でも、誰かが見ているかもしれない場所で書くのと、
自分の中だけに収めるのとでは、
やはり考える量が違う気がしている。

自分のために書く。
でも、誰かが読んでいるかもしれない場所に、
自分の言葉で書く。
その方が少しの緊張感があり、
自分なりにしっかりと考えられる。
表現も少しだけ豊かになる気がする。

今回のブログでは、
2026年1月の行動と実感を振り返っていく。

■書くこと・夢や目標を見つめた話

1月は、
ただ予定をこなしていた月というより、
自分が何を大切にしたいのかを
見つめ直していた月だった気がする。

結論から言うと、
人や地域から学ぶことの大切さを、
素直に実感した月だった。

まず大きかったのは、
自分の考えを素直に言葉にしたことだ。
人生のMBOみたいなもの」を書いて、
今年の目標や人生の夢のようなものを、
できるだけ素直に言葉にしてみた。

未来の自分に向けて、
優しさをもって書きたかったし、
強がらずに書きたかった。

書いたあとに何度も読み返して、
自分はブレているのか、
それとも揺らぎながら進んでいるだけなのか、
自分の心に素直に動けているのか。
そんなふうに、自分の状態を
見つめ直すブログにもなった。

1/23に、
福岡のハッカソンの卒業生イベント
EDDアルムナイ)で、
「AI時代こそ過程が大事なのでは?」
と、自分の体験を通して伝えたことも、
このブログで目標や夢を書いたことの
延長線上にあった気がする。

AIでそれっぽいものが
出せる時代だからこそ、
結果だけでは見えにくくなるものがある。
だからこそ、
どう考えたか、どう迷ったか、
何を面白いと思ったか、
何に傷ついたのか、
何に心が動いたのか。
そうした過程のほうを、
自分は大事にしたいと思う。

■人や場から学んだ話

1/18に
ファシリテーター体験をしたことも、
自分の中では印象が大きかった。
場のつくり方や、
初対面の人の話をどう受け止めるか、
その中で自分は何を伝えるのか。
いろいろと考えさせられた。

何かを一方的に伝えるのではなく、
人が話しやすくなる場をつくること。
それは今の自分にとって、
伸ばしていきたい力なのだと思う。

それと同時に、
1月から、気になったことを
薄い手帳型のスケッチノート
手書きで残すことも習慣にした。
あとで見返すためでもあるけれど、
その場で心が動いたことや、
あとでしっかり調べたいことを、
自分の手で書いて残すこと自体に
意味がある気がしている。

すぐに流れていく情報ではなく、
一度立ち止まって、
自分の中に置いておく感覚。
そういう時間を、
自分は今、大切にしたいのだと思う。

■ローカルや文化に触れた話

1月は、
福岡の地域や文化に触れる時間も多かった。

福岡県指定無形文化財の
「博多曲物」について学ぶ機会があり、
カフェ・ブラジレイロの例会の例会に参加して、
伝統工芸師の玉樹さんから
「伝統自体は変えず、
考えて、時代に合わせる」
ことの大切さを学んだ。

福岡の成人式の空気も感じた。
晴れ着やスーツ姿の人たちを見て、
やはり節目には
その街の空気が出るなと思ったし、
元気のある若い人たちを
素直に応援したい気持ちにもなった。

「失敗を恐れずに挑戦しよう」
と、大人は若者に言うことがある。
それ自体は間違っていないと思う。
でも、何に挑戦したらいいのかは、
そんなに簡単には分からない。
だからこそ、
成人式で久しぶりに会えた友人たちを大切にして、
今をお互いに祝うことのほうが、
まずは大事なのかもしれないと感じた。

ローカル番組の
福岡くん」に取材されたことも、
すごく嬉しかった。
大好きな番組に、
少しだけ関われたからだ。
オンエアはされなかったけれど、
ますます好きになった。

博多から少し離れた
吉塚にある
リトルアジアマーケットに行ったことや、
韓国の友人家族のお手製のキムチを
食べたことも印象に残っている。
福岡の中にアジアの空気が
自然に混ざっている感じは面白い。
自分は、食の文化が
自然に混ざり合う感じが
やはり好きなのだと思う。

■アナログな体験の話

そして1月は、
アナログな体験の良さも
あらためて感じた月だった。

日めくりカレンダーに対する
新しい体験について考えたこと。
そして、実家に眠っていた
フィルムの一眼カメラで写真を撮り、
現像までしたこと。

フィルムカメラを持って歩き、
自分が大切だと思った瞬間や、
残しておきたいと思った景色を、
写真に残す体験は
自分の中では新鮮だった。

すぐに写真を確認できないこと。
少し手間がかかること。
その不便さも含めて良かった。
便利さや効率だけではない価値を、
自分はこれからも
大事にしたいのだと思う。
つまりそれは、
「過程」を楽しむことにも
つながっている気がする。

1/25に博多にある、
アーティストやクリエイターが集まる
冷泉荘で、
詩話会(現代詩の勉強会)にも参加した。

詩を通して、
言葉が持つ力や、
詩が読み手に
どんな価値を与えるのかを考えた。
言葉を言い切りすぎないことや、
余白を残すことについて、
意識し直す時間にもなった。

その時間の中で、
映画『いまを生きる』に出てきた
「死せる詩人の会」を思い出した。
うまく言えないけれど、
言葉や表現を学ぶことは、
ただ知識を増やすことではなく、
生き方や感受性そのものに触れることに
近い気がした。

1/30に久しぶりに映画館で
機動戦士ガンダム
閃光のハサウェイ
キルケーの魔女
』を観たことも、
自分の中では少し近いところにある。

映画も詩も、
ただ情報を受け取るというより、
その場に自分の身体を置いて、
余白ごと受け取る体験だと思う。
何かをただ消費するのとは、
少し違う時間だった。

1/24にWebを使わずに
熊本の玉名市に行ったことも、
同じ感覚につながっている。
最初から情報を入れすぎないことで
感じることもあるし、
旅をするときは
少し不便なほうが、
その土地との距離が
近くなることもある。
この話はまた別で
ブログにする予定だ。

■日常の小さな実感

普段の生活の
小さな出来事も、
1月の空気をつくっていた気がする。

1/17に福岡の珈琲御朱印帳を買って、
アナログなスタンプを集め始めた。
ただ珈琲を飲みに行くのではなく、
福岡の街を珈琲を通して
味わっていく感じがある。

1/10に十日恵比寿神社の
正月大祭で参拝したあとに、
素敵なお寿司屋さんで
同僚たちと過ごしたことも、
その街で生活している実感につながる
出来事だった気がする。

健康面で言うと、
1月は一日平均で
10kmくらい歩いた。
意識していた日もあれば、
結果的にそうなっていた日もあるけれど、
しっかり歩いていた月だった。

歩くと、
街の細かい変化や、
気になる店や、
季節の気温や、
人の流れが見えてくる。
自分にとっては、
考えることと歩くことが
かなり近いところにあるのかもしれない。

1/10に旧友から
受けた刺激もあった。
久しぶりに
中高の同級生に会い、
それぞれ違う場所で
挑戦している姿を見て、
素直にすごいなと思ったし、
自分ももっと前を向こうと思った。

久しぶりに会った
旧友の姿を見て、話を聞くと、
中高一貫に通っていたことは
良かったのかもしれないと思う。
当時は当たり前にいた友人たちだけれど、
今になって、
より大切な存在になってきている感じがする。

■仕事への向き合い方

仕事についても、
過程を大切にしながら、
仕事自体を楽しめるように
向き合い方を変えた。

インターンに採用する
福岡の大学生を知ることから始めて、
デジタルで業務を効率化すること、
DXについても自分なりに学び、
インターネットを使った
基盤の構築も初めて経験した。
情報セキュリティについても、
書籍を通じて学び、
自分の言葉で伝えられるように書いた。

■まとめ

振り返ってみると、
1月は出来事が多かったというより、
自分が何に反応するのか、
何を大事にしたいのかを、
確かめていた月だった気がする。

今後も大事にしていきたいのは、
自分の言葉にすること。
地域(ローカル)に触れること。
手触りのある体験を選ぶこと。
人から学ぶこと。

その全部が、
ばらばらに見えて、
未来の自分につながっていく気がする。

2月も、
たくさん実感したことがある。
スケッチノートを見ながら、
また振り返りたい。

書くこと。
作ること。
歩くこと。
振り返ること。
好きに向き合うこと。
夢や目標に向き合うこと。
近くの人を大切にすること。

その積み重ねが、
未来の自分を
つくっていく気がする。

長文になりましたが、
読んでくれた方、本当にありがとう。
またね。

Read more

やまみラーメンの写真

博多に移住して5年目、
今年の4月で6年目に入る。

どこが一番美味しいラーメンかと聞かれると、
正直むずかしい。
博多には名店が多すぎる。

でも、「一番リピートしたラーメン屋は?」と
聞かれたら即答できる。

やまみラーメンだ。

自宅から近いという理由もある。
けれど、それだけで30回以上は通わない。

臭みのないスープ。
麺との絡みが異常にいい。
海苔がほどけていく感じまで含めて、
まとまりのいい一杯。

派手さはない。
でも、完成度が高い。

麺は、昭和28年創業の製麺所のもの。
大将のお父さんの代から続く、
歴史のある麺だ。
麺もスープも、
こだわりがはっきり伝わってくる。
臭みがなく、どこかモダンな一杯だ。

麺の伝統とスープのモダンさ。
そのリミックスこそが、
やまみラーメンの魅力だと
勝手に思っている。

夜営業はしない。
11時~15時で
スープが無くなり次第終了。
(月曜日が定休日)

博多駅から徒歩15分ほど。
少し離れているけど、
十分徒歩圏内。

店内の壁には、
過去に来店した人たちの写真と、
リピート回数が書き込まれた
スタンプカードが並んでいる。

その中で、300回通った人がいる。

その結果を見て、
少しビビった。
でも、30回以上通った自分には、
その感覚が分かる。

写真を見ると、日本各地だけではない。
アジア圏はもちろん、
欧州など遠く離れた国からの来店者もいる。

観光スポット的な
ラーメン屋ではなく、
「自然と辿り着いた人が、また戻ってくる」
というお店。

だからここは、
一見客もリピート客も、
自然と集まる場所なんだと思う。

30回以上食べた中で、
一番うまかった日はいつか。

たぶん、最後に食べた日だ。
たぶんね。

毎回「今日が一番だな」と思ってお店を出る。
でも、次に行くと、
わずかに更新される。

味が劇的に変わっているわけではない。
でも、その日のスープの温度、
麺の上がり、
自分の体調や気分まで含めて、
少しだけ違う。

そのわずかな更新が、
また通わせる。

博多には、ラーメンの名店が多い。

でも、自分にとっての一番は、
味が「わずかに」更新され続けるお店だ。

そして今のところ、
それがやまみラーメン。

ずっと応援します。
いつもありがとう。

やまみラーメン

やまみラーメンの写真

※アクセスが増えすぎた場合、
(目安:記事単体で1万PV)
お店や常連の方の
迷惑にならないよう、
この記事は一時的に非公開にします。

Read more

⚫︎人生のMBOみたいなもの ー2026

人生のMBOみたいなもの。
今年のはじめに、
今の自分の人生設計図を、
いったん言葉にしておきたいと思います。

※「MBO」は、会社でよく使われる言葉で、
ざっくり言うと
「目標を立てて、ふり返って、
次につなげる」ための枠組みです。
(Management by Objectives の略)
ここでは評価のためというより、
自分の人生のコンパスを整える
くらいの意味で使っています。

(ちなみに、夢の指標は
あえて書かないかな。
夢の輪郭を書けば、
指標は自然に見つかる気がする)

⚫︎最終的な夢

今の夢は、福岡のエンジニアカフェのような、
好きな場所の記録のような、
人が自然と集まれる場を、
自分の手でつくることです。

派手なことをしたいわけではなく、
すごい人になりたいわけでもなく、

「ここに来るとちょっと楽になる」
「一人じゃない気がするな」

そんなふうに
感じてもらえる場所をつくりたい。

それがカフェなのか、
古本屋なのか、
ゲストハウスなのか、
コンテンツなのか
今は分からない。

ターゲットは
つくる人でも、
そうじゃなくてもいい。
つくる人も、応援する人も、
何者でもない人も、
同じ空間にいられる場所。

Build for Local.
をコンセプトに。

強くなくてもいい。
すごくなくてもいい。
近くの人を大切にしながら、
ゆっくりと築きあげる場所。

難しい夢だけど、つくる人も、
応援する人も、支える人も
自然に集まれる場を
築きあげたいと思っている。

夢を語るとき、
今でも少し不安になる。
いつか挫けたり、
途中で心が折れてしまう日が
来るかもしれない。
「こんな夢を語ってたなんて恥ずかしい」
と思う瞬間も、あるかもしれない。

でも、それでもいいかな、
と最近は思います。
うまくいった夢も、
手放した夢も、
あとで振り返ったときに
「あれも自分の一部だったな」
と受け入れられたら、それでいい。

⚫︎今を積み上げる(今を生きる)

カフェのような場所をつくるために、
今は、趣味で個人開発をしたり、
博多移住ブログを書いたり、
近くの人を大切にしながら
小さなコミュニティづくりを
自分なりに試している。

それに加えて、
興味を持った本を読んだり、
学んだことを少しずつ、
自分の言葉にして残している。
最近は、興味を持って英語や
韓国語の表現を学んでいる。

正解は分からないけれど、
まずはやってみる。
うまくいかない日も含めて、
全部が経験になっていく。

そしてもう一つ、
いつか、カフェのような場所を
つくるための資金も、
少しずつ貯めながら、
「この人がやるなら応援したい」
と思ってもらえるような、
「行動」や「結果」を、
ひとつずつ積み上げていきたい。

お金も大事だけど、
それ以上に“信頼”を積み重ねる方が、
長い目で見たら大切だと、今は思う。

⚫︎心を動かす「企画」をつくりたい

夢の途中で、広告やクリエイティブの
世界で働いてみたい気持ちがある。

技術やアイデアが、
「体験」や「表現」として形になり、
人の心に届いていく現場を、
一度しっかりと味わいたい。

広告業界に特別なこだわりが
あるわけではないけれど、
「心を動かす企画」 を
つくって、実感することは、
いつか自分がつくる場所にも、
きっと活きてくる気がしています。

カンヌのような場所への憧れも、
正直に言うと少しあります。
※ここで言う「カンヌ」は、
映画祭という意味ではなく、
広告やクリエイティブの世界で
大きな祭典として知られる
Cannes Lions(カンヌライオンズ)
のことを指しています。

賞が欲しいというより、
ずっと「アイデア」に
向き合ってきた、
熱量みたいなものが
誰かに届いたらうれしい。
そのくらいの距離感です。
賞を取れたら、たぶん泣くけどね。

⚫︎「シルクロード」にもう一度行く

シルクロードには、
今から約10年前に行った。
若かったあの頃は

「広い」
「すごい」
「違う世界だ」

そんな感想だけで
終わっていた気がする。
もちろん青春ではあるけれど、
当時の自分は、まだ分かっていなかった。

今ならもっと、朝の市場や広場、
旅人が泊まるゲストハウスの空気を、
しっかりと感じられる気がする。
旅人が集まり、立ち止まり、
語り合い、そして旅立っていく場所。
そんな「場」の原型を、
ゆっくり、いまいちど体験してみたい。

観光というより、
自分がつくりたい場所の
ヒントを確かめに行く旅をしたい。

ウズベキスタンのブハラという町に
一人旅したときのVlog。
(iPhone6で撮影)

⚫︎ドクメンタにもう一度行く

2012年にドイツで開催していた
「ドクメンタ」に行った。
ドクメンタは、ドイツのカッセル
数年に一度開かれる、
世界的に有名な現代アートの展覧会。

正直、当時は現代アート過ぎて
何が何だか全然分からなかった。
でも、今振り返れば、不思議と
「何かを感じ取れるものは
少しだけあった」気もしている。

改めて、夢の途中で
ドクメンタにもう一度行き、
現代アートをしっかりと感じ取って、
言語化できないセンスを磨きたい。
自分がつくりたい“場”の
空気や企画の引き出しにも、
きっとつながる気がする。

次回は2027年に開催される。

ドクメンタ2012のときの撮った写真

ドクメンタ2012のとき撮った写真
(iPhone5で撮影)

⚫︎恋愛と結婚は“夢の途中で”

恋愛や結婚は、タイミング次第で
むずかしいときもあるよね。
今は人生の中心には
置いていないけど、
この夢への物語の途中で、
素敵な人に出会えたらいいな、
くらいの感覚です。

自分の考え方や
自分が行動したいことを、
お互いに大切にしながら、
同じ景色を面白いと
思える素敵な人がいたら、
きっとゆっくりと
歩いていける気がする。

ドラマの
やまとなでしこ」を思い出す。

「私には見えるんです…10年後も、
20年後も、
あなたのそばには私がいる…
残念ながら、
あなたといると私は幸せなんです」

そんなふうに言える素敵な人に、
やまとなでしこ」のような人に、
この夢の物語の途中で会えたら、
しっかりと向き合いたいと思うし、
「責任」という意味で結婚もしたいかな。

結婚できても、
結婚できなくても、
後悔しないように生きたいし、
後悔しても、そのときの自分を
受け入れるやさしさを、
持ててたら良いな。



⚫︎おわりに

これは、今の自分が考えている、
正直な人生の設計図みたいなもの。
途中で変わると思うし、
遠回りもたくさんすると思う。

それでも、
「人が自然に集まる場をつくりたい」
という軸だけは、
おそらく変わらない気がしています。

居場所やコミュニティについて
考えている人がいたら、
どこかでお話できたらうれしい。

新年一発目なので、
少しだけ、意識高く夢の話をしました。
「意識高い」はナルシストでもあるけど、
ドリーマーでもあるよね。

でも、
ここからはいつも通り、
日々の生活のことも書いていきます。
目の前の仕事にも向き合います。

引き続き、博多移住ブログを
よろしくお願いします。

最後まで読んでくれた方、
本当にありがとう。

動け、好奇心。

Read more

2024年に参加した、
福岡マラソンはギリギリ完走した。
だから今年、2025年の福岡マラソンは
「6時間以内の完走」を目標にした。
今年の目標のひとつとして
このブログにも書いていた。

しかし、2025年の自分は
ずっと元気ではなかった。
正確に言うと
元気ではない日が多すぎた。

「最近、元気ですか?」
と聞かれてもいつも
「元気じゃないです」と
素直に答えていた気がする。

原因は仕事だけではなく
プライベートを含めた、
人間関係の摩耗や嫉妬、
その他トラブルが重なって
心にずっと積もっていった。
自分の中では複雑な問題で
解決できなかった。
シンプルに言えば病んでたと思う。

好きなキャンプで焚き火を見ても無。
自然の中で坐禅をしても、
好きな音楽を聴いても、
好きな作品のドラマを見ても、
好きなYouTubeを見ても、
面白い人の面白いことに対しても
心が何も反応しなかった。
好きだった、
福岡や博多にも興味がなくなっていた。

気づけば、仕事と三大欲求だけを
機械のように消化する毎日だった。
好奇心も、ワクワクも、
どこかへ行ってしまっていた。
今思えば、感情を失っていた自分は
ほとんど動物のようだった。
好奇心や探究心を失うと
人は本当に弱くなると思う。
ギラギラする感情がなくなる。

走る練習が嫌なだけなら
まだ良かったはず。
でも、他の興味あることにも
心がまったく向かなかった。
以前、興味があることに対しても無関心になる。
もちろん行動もできていない。

ニュースにも触れず
SNSもほとんど見なかった。
総理大臣が女性になったことすら
人から聞いて初めて知った。
その変化にも心は全く動かなかった。

そして、練習をほぼせずに
福岡マラソン当日が来た。

28km地点で膝を痛め、
歩けなくなった自分は
後ろから来たバスに乗り込んだ。
リタイア組はバスでゴールに向かう。

バスに乗って座った瞬間
「何をしているんだろう」
そう思った。

残ったのは、ただただ
歩けないほどの膝の痛みと
言葉にならない自己嫌悪だけ。

バスを降りた瞬間、
歩けない自分に気付いた
ボランティアの方が
声をかけてくれた。

「大丈夫ですか?」
「車椅子いりますか?」
「肩、掴んでください」

体も心も弱っている自分。
練習していない自分が悪いのに、
完全に自業自得なのに、
それでも本気で心配していただいた。

その瞬間、自分の心に
ずっとあった重さが
すっと抜けていくのを感じた。
涙は出なかったけれど
心は泣いていたと思う。

もし、ほぼ練習なしで
完走できていたら
何も変わらなかったと思う。
心も動かなかったはず。

福岡マラソン後の3週間、
歩くたびに膝が痛んだ。
(鵞足炎だった)

痛みを抱えて歩くと
普通に歩けていたことが
幸せだったことに気づく。
それを体で理解した。

膝の回復と同じ速度で
心も少しずつ戻ってきた。
そして、完全に消えていた
「好奇心」が少しずつ戻ってきた。
ブログを書きたい気持ちも、
ようやく戻ってきた。

あの日、声をかけて
助けてくれたボランティアの方に
本当に救われました。
本当にありがとうございました。

来年の福岡マラソンは
ボランティアで参加したい。
来年3月の「さが桜マラソン」には
既にボランティアで
エントリー済。

今年はもうすぐ終わるけれど
来年は1年中、
ちゃんと好奇心を持った「人間」でいたい。

ありがとう、福岡マラソン。

関連個人ブログ
福岡マラソン2024で実感したこと

Read more

移住から5年経って

2021年4月に埼玉から博多へ移住した。
「福岡でしかできないことをする」
それをコンセプトに行動してきた。

この移住ブログを開設したのは2023年9月。
移住ブログを開設して、約2年半が過ぎた。
博多移住自体は5年目になる。

当ブログのテーマは、
「埼玉から博多に移住して実感したこと」

InstagramやYouTubeのような
写真や映像中心ではなく、
博多に移住して体験したこと、
実感したことを、
文章で残したいと思って始めた。

今回は移住して数年経って、
少し飽きた方に向けて、
ブログを書きたいと思う。

■更新が止まっていた理由

今年はブログを更新できていない。
おそらく、多くの移住者ブログも同じように、
移住後3年を過ぎると
更新が減る現象にぶつかるのだと思う。
個人ブログも1年以上続く人が
ほとんどいない、という数字もある。
(9割は1年以内に更新が止まる)

移住して最初の数年は、
日々の中に小さな発見が多かった。
ちょっとした違いや変化にも気づきやすくて、
「へぇ、こういう感じなんだ」
と思う瞬間がよくあった。

その頃は、自然と書きたい気持ちが湧いてきて、
ブログを書く理由に困ることはあまりなかった。

でも、5年経つと、移住生活は日常になる。

良くも悪くも、今年はあまり行動できなかった。
キャッチコピーのように
掲げていた今年の目標は

「面白い人と、面白いことを、福岡で。」

面白い人は周りにいる。はず。
けれど、自分が「面白い」と思うことを
昨年ほど行動できなかった。
無理に行動するのも違う気がして、
インプットもアウトプットも少ない1年だった。

毎年、アップデートし続けなければならない、
そう思うと正直しんどい。

言葉を選ばずに言うと
博多での生活に、少し飽きている。

まだ福岡県内で行っていない場所も、
知らないお店も、知らない文化も、
知らないイベントも
会っていない人もたくさんいる。

それでも、以前より好奇心が
減っているのを感じる。
感情が動きにくくなっている自分がいる。

そして最近、実感していることは
どこに移住しても、
5年経てば同じ感覚になるのかもしれない。


■これから、どう動くか

1. 福岡市内で引っ越しをする

住む場所が変わると、同じ市内でも
違う角度から福岡を感じられるはず。
気持ちも新鮮になると思っている。
※2026年夏以降に引っ越し予定

2.福岡にこだわらない

「福岡」に縛られすぎない。
東京でも、関西でも、海外でも、気になったら行く。
観光を増やす。軽く動く。

3.無理に新しいことをしない

飽きる自分を責めない。
慣れた生活を受け止める。
“飽きた”という感情は停滞ではなく、
次に進む準備なのかも

移住して飽きていると思う人へ

移住して最初の数年は、新鮮だった。
どこへ行っても非日常感がある。
でも、どんな場所もいつかは日常になる。

もし今、

・移住当初のように楽しめない
・モヤモヤした気持ちがある
・別の場所を見てみたいと思い始めた

そんな人がいるなら、
その感情自体は大切にして良いと思う。

以上、博多に移住して5年目に
実感したことでした。

また、ここから、ゆっくり動きます。


Read more