AI時代こそ、
過程が大事なのかもしれない。

最近、そんな問いが自分の中で
生まれている。

今は、調べれば何でも出てくるし、
AIに聞けば、
それっぽい答えがすぐ返ってくる。
「それっぽい」の精度も
日に日に向上している。
仕事でも、モノづくりでも、
これからもっと
「早く・うまく・それっぽく」
結果を出せる時代に
なっていくのだと思う。

便利になっていくこと自体は、
きっと悪いことではない。
面倒な作業を減らして、
本当に向き合いたいことに集中できる。
その意味では、
いい時代になっていくのかもしれない。

でも、少し気になることもある。

過程を飛ばして
結果だけを受け取ることに慣れすぎると、
自分の目で見て、
自分の体で感じて、
自分なりに考える力まで、
少しずつ弱くなるのでは?

AIが答えを返してくれる感覚は、
小中高のころ、
できる友達の宿題を見せてもらって、
答えだけを写していたときに
少し近い気もしている。

答えは埋まる。
提出もできる。
怒られないかもしれない。

でも、自分の力にはなりにくい。

なぜその答えになるのか。
どこで間違えたのか。
どこが分からなかったのか。

理解の過程を通らないまま進むと、
あとでどこかで苦しくなる。
基礎が身につかない。
AI時代にも、
少し似たことが起きているのでは?

少し面倒なこと。
少し遠回りなこと。
すぐに答えが出ないこと。

考える力や、
クリエイティブの力は、
遠回りの途中にある気もしている。

そんなことを考えていたときに
たまたま、熊本県の玉名に行った。
最寄りは新玉名駅だった。
温泉街があることは知っていたけど、
なかなか行けなかった場所だ。

これは、2026年1月24日(土)から
25日(日)にかけての話。

・なぜ玉名に行ったか?

きっかけは、
今年の1月にカフェで知り合った、
玉名出身の人との会話だった。

会話の中で、
玉名にある「つかさの湯」は、
博多ブログさんなら絶対気に入ると思う。
あと、私の地元を知ってほしい。
と、言われた。

今は、検索すればおすすめの場所は
いくらでも出てくるし、
SNSを見ても、
観光地や人気スポットの
情報はすぐに見つかる。

でも、リアルな人から
おすすめされる場所には、
優しさがあるかなと思う。

リアルな人からの
おすすめされる言葉には、
実際に玉名で過ごした
時間や気持ちが乗っている。
場所への温度も滲んでくる。
ただの「人気」ではなくて、
「私は玉名が好き」
という熱量が伝わる。

その熱量に惹かれる。

「つかさの湯」は、
地元の人が自然に集まる場所らしい。

地元の人が自然に集まる場所なら、
自分の夢のヒントになるかもしれない。
夢=カフェみたいなものをつくる
=人が自然に集まる場所をつくりたい
=プラットフォームをつくりたい

夢のヒントを探しに行こう!と思った。

・今回の旅のルール

今回の旅では、
一つだけ制約を設けた。

旅のあいだはWebで調べないこと。

目的は、「つかさの湯」に行くこと。
目的地だけは決まっていた。

でも、目的地以外の情報は、
できるだけ現地に行ってから
発見・体験したいと思った。

Googleマップは使わない。
事前にも、ほとんど何も調べない。

あえて、行く前に、
ネットで知識を入れないようにした。
知識を先に入れすぎると、
逆に新鮮さがなくなる気がしたからだ。

初めて行く場所なのに、
すでに知った気になってしまう。
町の風景を見たときの驚きも、
歩きながら感じる違和感も、
少し弱くなってしまう気がした。

目的地は「つかさの湯」。
でも、目的地以外のことは、
現地で見て、歩いて、聞いて、感じたい。

旅の途中で何に出会うのかも含めて、
「玉名」を感じたかった。

だから今回は、
過程そのものを楽しみたかった。
自分の感覚で旅をしたかった。
何がいいのか。
何が心に残るのか。
自分の目と体で確かめてみたかった。

Webや生成AIと、
あえて少し距離を
取ることで見えてくる価値。

体験自体を自分でつかむ感覚を、
大切にしたいと思った。

・新玉名駅にて

博多駅から新玉名駅へ
九州新幹線で向かった。
新玉名駅で降りたのは、
自分だけだった。

土曜日の遅い時間だったのもあると思う。
でも、観光客で賑わっている感じは、
まったくなかった。

駅に着いてまず、
駅に置いてあった紙の
「玉名旅手帖」を手に取った。

スマホではなく、紙。

紙の冊子を頼りに
旅を始める感じが、
今回の旅に合っていて、
少しうれしかった。

旅手帖を見ると、
「つかさの湯」の場所はだいたい分かった。
ただ、方向的にどちらへ
進めばいいのかが分からない。

しかも、
いつもメモはペンで書いているのに、
この日に限ってボールペンを忘れていた。

ちょうど近くに
GooDayがあったので入ることにした。
GooDayは、
九州ではわりと見かけるホームセンターだ。
ボールペンを買うついでに、
店内が空いていて、
しかも最後の客だったこともあり、
旅手帖の地図を見せながら、
店員さんに
「つかさの湯」の行き方を聞いてみた。

返ってきたのは、
「あそこの大通りを出て、
左にずっと行けば大丈夫ですよ」
という案内だった。

そのあと、
「今から観光ですか?」
という感じで話しかけられた。

玉名では、
観光で来る人が
あまり多くないのかもしれない。

でも、店員さんと少し会話をしたことが、
あとでどこかで話題になる可能性もある。
「今日、観光で来た人がいたよ」みたいに。

Googleマップを
見ながら移動していたら、
店員さんとの会話は、
たぶん生まれなかったと思う。

・星空と道まちがい

言われた通りに
「つかさの湯」へ向かった。
歩いていると、
空には満天の星が広がっていた。

Googleマップを
見ながら歩いていたら、
星空には
気づかなかったかもしれない。
最初からタクシーで
向かっていたら、
星空をちゃんと見ることも
なかったかもしれない。

歩くから気づくことがある。

歩く速度でしか見えないものは、
たぶん結構多い。

そんなことを
思いながら進んでいたけど、
なかなか「つかさの湯」に着かない。
しばらくしてセブンイレブンが見えたので、
店員さんに
「つかさの湯は近いですか?」
と聞いてみた。

返ってきたのは、
思っていなかった答えだった。
「逆ですよ」
と言われた。
どうやら、
いつの間にか道を間違えていたらしい。

来た道を歩いて戻る気力も時間もない。
そこでタクシーを呼ぶことにした。
セブンイレブンの店員さんが、
地元のタクシー会社に電話をしてくれた。
来るまで30分ほどかかると言われた。

待ち時間に、
コーヒーとたばこを買って、
久しぶりにジャンプを
少しだけ立ち読みした。

少年ジャンプを
立ち読みする時間そのものが、
なんだか少し懐かしかった。

少年ジャンプの中に、
ラジオの大喜利コーナーに
投稿するラブコメ漫画があった。
自分もラジオが好きなので、
ラジオとラブコメを
組み合わせているところが新鮮だった。

気になって、漫画の名前をメモした。
『さむわんへるつ』という作品だった。

目的は「つかさの湯」に行くことだった。
でも、待ち時間のジャンプで
『さむわんへるつ』に出会った。

あらかじめAIによって
最適化されたルートの中では、
起こりにくい出会いだと思う。

本来の目的とは
違うものに、
ふと興味を持つこと。
予定になかった作品に、
少し心が動くこと。

昔も今も偶発的な出会いは、
かなり大事だと思っている。

AIは、
目的に対して
最短の答えを返してくれる。
でも、最短ではないからこそ
出会える作品もある。
『さむわんへるつ』は、
そんなことを思わせてくれた
小さな出来事だった。
そしてラジオに
再びハマるきっかけにもなっていく。

・タクシーの中で

しばらくしてタクシーが来た。
乗ると、運転手さんに
「観光ですか?」
と聞かれた。

一眼カメラをぶら下げていたので、
観光客っぽく見えたのだと思う。
やっぱりすぐ分かるらしい。

「珍しいですね」と言われたので、
「観光客はあまり来ないんですか?」
と聞いてみた。

運転手さんは、
かなり率直に話してくれた。

観光客は来ない。
町は正直、元気がない。
若い人は減っているし、
人口も減っている。
昔は温泉街の近くにスナックも
たくさんあって賑わっていたけど、
今は全然だ。
インバウンドが流行っている今でも、
外国人すらほとんど来ない。

話を聞きながら、
頭の中にひとつの問いが生まれた。

資本を持っている人向け、
お金を持っている人向けの
インバウンドビジネスは、
本当に日本の地域を
元気にしているのか。

その問いは、
すぐに答えが出るものではなかった。
でも、気になったのでメモした。

・つかさの湯へ

ようやく「つかさの湯」に着いた。

中に入ると、
地元のファミリーが自然に集まっていた。
観光客向けというより、
明らかに地元の人たちのためにある場所、
という感じがした。

同窓会や宴会も
開かれているらしい。
温泉の湯船の数も多い。
サウナでは、
熊本や九州の高校が出ている試合のとき、
テレビのチャンネルが
固定されることもあるそうだ。

ただの温泉施設ではなくて、
地域の生活の延長にある
場所なんだと分かる。

自分が惹かれるのも、
地元の人の生活に
溶け込んでいる場所なのだと思う。
人が無理なく自然に集まり、
生活の延長として
存在している場所。

玉名に来たかった理由も、
その空気を感じたかったからだ。

・銀座という居酒屋

温泉を出たあと、
何かを食べたくなった。
近くに「銀座」という
居酒屋があった。
いかにも地元の人が集まる居酒屋、
という雰囲気だった。

正直、少し入りづらかった。
でも、
入口に「観光協会推薦」の札があったので、
それなら大丈夫だろうと思って入ってみた。

中に入ると、
地元の人たちでしっかり埋まっていた。
20代から40代くらいが
中心だったと思う。
カウンターに案内されてメニューを見る。
魚もあるし、ピザもある。
思っていた以上にバリエーションが広かった。

ビール、タコチヂミ、
ピザの小、ふぐの唐揚げを注文した。

一人で入るには少し勇気がいる店だった。
でも、実際に入ってみると、
土地の空気に一歩入り込めた感じがした。

居酒屋を出たあと、
近くの足湯にも行ってみた。

足湯にも、
地元の人が自然に集まっていた。
おそらく高校生っぽい人たちが
足湯に入りながら話していた。
聞こえてきたのは、
恋バナっぽい会話だった。

足湯につかりながら恋バナをする。
ものすごくエモい。
青春だなと思った。

でも、
おじさんが長く足湯に入っていたら
少し怪しまれそうな気もしたので、
自分はすぐに出た。

地元の高校生が足湯に集まって、
恋バナをしている。
観光案内には
たぶん載りにくい光景だけど、
玉名の空気を感じるには、
むしろ大事な場面だった気がする。

・最後はWebを

足湯を出たあと、
今度はどこに泊まればいいのか
分からなくなった。
時間的にもだいぶ厳しかったので、
ここで初めてWebを使った。

Booking.comで
空いているホテルを探し、
安く泊まれそうな
熊本駅近くのホテルを見つけた。
熊本駅までの終電に間に合うかどうかも、
Webで調べた。

どうしても効率を求めたい場面では、
Webを使うのは仕方ないと思う。
野宿するとか、
誰かの家に泊めてもらう
みたいな方法も、
たぶん世の中にはあるのだろうけど、
そこまでを
旅のルールにする必要はない。

今回やりたかったのは、
完全にデジタルを
否定することではなくて、
必要以上にWebに頼らずに
旅をしてみることだった。

・過程のこと

AI時代は、
プロセスを飛ばして、
結果だけがすぐに出力される。

これから先、
効率化はもっと進んで、
成果だけを
素早く出せる場面は、
どんどん増えていくのだと思う。

それによって、
本当に大事な仕事や、
コアとなる業務に集中できる。
その意味では、
良い時代に
なっていくのかもしれない。

でも一方で、
プロセスを楽しむことにも、
ちゃんと価値がある気がしている。

少し遠回りをしたり、
道を間違えたり、
人に聞いたり、
自分の目と体で確かめたりする。

考える力は、
遠回りの途中で育つ気がする。
クリエイティブも、
過程の中から生まれる気がする。

AIによってDXされた先に、
何があるのか。
DX=Digital Transformation
(超簡単に言うとデジタル化)

まだ答えは分からない。
ただ、少し面倒なことの中にこそ、
過程そのものを楽しめる価値が
あるのではないかと思う。

ここで言いたいAXは、
Analog Transformation のことだ。
(超簡単に言うとアナログ化)

デジタル化や効率化を
否定するための言葉ではない。
デジタル化やAI活用が進んだあとに、
もう一度、
手触りのある体験や、
自分の感覚で受け取る時間に
価値を見つけ直すこと。
アナログな過程を通して、
考えること、迷うこと、
偶発的に出会うこと。
今の自分は、
そんな意味で
AXという言葉を使いたくなっている。

ただ成果を出すだけではなく、
その過程で何を感じたか。
どう考えたか。
何が心に残ったか。

体験の中で生まれた感覚を
大切にする視点のことを、
今の自分は
AXと呼びたくなっている。

効率と、遠回り。
成果と、過程。
そのバランスを
大事にすることが、
AI時代には必要なのかもしれない。

まだ答えは全然分からない。
でも今言えるのは、
自分が楽しいと思えること。
好奇心に素直になること。
それを大事にしていきたい、
ということ。

たぶんこれからも、
少し面倒でも、
ちゃんと自分で
感じられるほうを選びたい。

動け、好奇心。


Webを使わずに行った、
玉名の夜には、
満天の星があった。

だからエンディングは、
ラジオみたいに、
ここで一曲、坂本九で
見上げてごらん夜の星を。


旅の写真アルバム
共有期限:2026/5/20

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はじめに

2026年2月は、自分の中で「外に触れる」と
「近くを大切にする」が、
同時に進んだ1か月だった。

韓国語を少し学んで、
実際に釜山へ行ったこと。
福岡のゲストハウスで
外国の方と話し、
その人の出身地や
街の空気に興味を持ったこと。
仕事で島根県隠岐郡海士町に行き、
「関係人口」という考え方に触れたこと。
LLMの理論を学びながら、
結局は数学の基礎に
戻ってくるのだと実感したこと。
そして、LTイベントやOST、
Webサイトづくりを通して、
「人が関わりたくなるものって何だろう」
と考えていたこと。

2月は外にも内にも動いた1か月でしたが、
あとから振り返ると、
全部が自分の中の同じ問い
につながっていた気がする。
ここで言う「問い」は、
人は、どんなときに
その場所(ローカルや地域)
や、モノ(サービス)に関わりたくなるのか

つまり「きっかけ」に興味がある。

外に触れたからこそ、
今いる福岡のことや、
自分が目指したい場所のあり方も、
少しずつ見えてきた。
そんなふうに、
考え(問い)と実感が
ゆっくり重なっていく1か月だった。

・韓国の釜山で実感したこと

2月は、韓国語の
ハングルを少し学んだ。
そして実際に、
韓国の釜山にも行った。
その前にパスポートを取得したことも、
自分にとっては小さくない出来事。

今回の釜山旅行では、
釜山出身の友人に
案内してもらった。
観光地を回るというより、
その土地で生まれ育った人
だからこそ
知っている場所や、
地元の人が普段食べるもの、
どういうふうに食べるのかという
文化まで教えてもらえたのが大きい。

同じ料理でも、
ただ「名物を食べた」
で終わるのではなく、
「この地域ではこうやって食べる」
という背景を知って食べると、
感じ方が
まったく違うんだなと思う。

旅行先の文化を知るなら、
その土地の出身の人から
学ぶのがいちばん面白い。
釜山では、それをかなり実感した。

簡単に言えば、釜山が好きになりました。
もっとローカルな場所を知りたいし、
もっと文化を知りたい。
たぶん今年、もう一回行くと思う。
うん、行くはず。
次は一人で行くかもしれません。

福岡から釜山までは飛行機で1時間ほど。
この距離感は、
福岡に拠点(住む場所)
があるからこそ、
実感できる面白さだよね。
東京にいるときとはまた違い、
アジアがぐっと近い。
韓国と距離が近い、
福岡に住んでいる魅力を、
改めて感じた。

ゲストハウスで学んだこと

福岡のゲストハウスに
泊まったとき、
外国の方の話を聞く機会があった。

その中で強く思ったのは、
「その国に興味がある」
という言い方だけでは
少し足りないのかもしれない、
ということでした。
大事なのは、
その人の出身の場所だったり、
その人が好きな都市だったり、
「その人にとっての土地」
に興味を持つことなのだと思う。

国名だけを知るのではなく、
その人の出身地にある文化や、
街の空気に関心を持つこと。
それは、相手を一人の人として
知ろうとすることにもつながっていく。

これは釜山でも同じでした。
釜山出身の友人に案内してもらったことで、
ガイドブックだけでは見えない食べ方や
感覚に触れることができた。

知らない文化に触れることは、
ただ知識を増やすことではなくて、
相手の見ている、
世界を少し想像してみること
なのかもしれません。

・LLMを学んで思ったこと

2月は、LLMの数学的な
理論も少し学んでいた。

LLMというのは、
大規模言語モデルのことで、
簡単に言うと、
大量の文章を学習して、
人の言葉のつながりをもとに
次に来そうな言葉を
予測しながら文章を作るAIの仕組み。
ChatGPTのような対話型AIの
土台になっている技術でもある。

普段使う分には便利だし、
すごい技術だなと思う。
でも、仕組みをちゃんと
理解しようとすると、一気に難しくなる。
数学や統計、線形代数の話が出てきて、
学べば学ぶほど
「これは深いな」と強く感じた。

同時に思ったのは、
やっぱり数学の基礎力や
大学数学は大事だということ。
最新の技術を追うことは
面白いけれど、
深く理解しようとすると
結局は基礎に戻ってくる。
これはAIに限らず、
技術全般に通ずる話かもしれない。

便利さや速さが注目される時代だからこそ、
基礎学力のような
土台を持っていることの
価値はむしろ上がっているのかもしれません。
基礎学力の向上自体を
普段の生活から楽しみながら取り組みたいと
最近は強く思う。

・「作る」&「関わりたくなる設計」

2月は、同僚たちが出るマラソン大会の
カウントダウンサイトも作りました。
いわゆるバイブコーディング的に、
勢いよく形にしたもの。
バイブコーディングというのは、
細かく設計を固めてから作るというより、
まず手を動かしながら、
その場の流れや感覚も大事にして
形にしていく作り方のこと。
ラフに試しながら、
テンポよく作っていけるのが
面白さだと思う。

ただ、自分の中では
「作って終わり」
には、したくなく、
ただの仕組みや、
ただのメディアでは終わりたくない。
普段からアクセスしてもらうには
どうしたらいいか、
大会を待つ時間そのものがちょっと
楽しみになるにはどうしたらいいか、
そんなことを考えていた。

誰かが一回見て終わるものより、
少し気にしてもらえるもの。
たまに開きたくなるもの。
そういう設計に、
自分はやっぱり惹かれているのだと思う。

技術そのものが好きというより、
技術を通して「関わりたくなるもの」
をつくることに興味がある。
この興味の感覚は、
自分の中でだんだんはっきりしてくる。

・島根県海士町で見えたこと

2月は、仕事で
島根県隠岐郡
海士町(あまちょう)
にも行きました。
島根県の自治体の中で唯一、
人口が維持されている
場所だと海士町の人から聞いた。

そこで印象に残ったのが、
関係人口」という考え方でした。
住む人と、
観光で来る人だけではなく、
その土地に何らかの形で
関わり続ける人たちがいる。
移住するかしないか、
住むか住まないかの
二択ではなく、
もっと間にある関わり方がある。

この考え方には、
自分の夢に
つながるヒントがある気がしてくる。

自分のいまの夢は、
いつかカフェみたいなものを
つくりたいと思っている。
それは単に飲み物を出す店をやりたい、
という話ではなく
人が自然と集まって、
ふらっと来て、
少し話して、
また来たくなるような場所をつくりたい、
ということ。

その場所に毎日いる人だけではなく、
たまに来る人、
気にしてくれる人、
応援してくれる人、
何かを持ち寄ってくれる人。
関わり方に幅がある場に惹かれている。

海士町で感じたのは、
街も場所も、
ただ所属するものではなくて、
関わり続けたくなるものなんだ、
ということでした。
自分がこれから
つくりたいもののヒントでもある。

・エンジニアカフェで広がった興味

エンジニアカフェで、
たまたま大阪出身の方と
知り合ったことも印象に残っている。
プログラミング言語
そのものの歴史を
体系的に学ぶ話になったり、
ミッドナイトピッザクラブ
というものの
魅力に興味を持ったり、
話がどんどん
広がっていった。
この広がりの雑談は
人でしか生み出せない。

さらに、
ネパールのランタン谷
につながったり、
HIPHOPは110BPMなのか、
みたいな話にも広がっていく。
普通に考えると
脈絡がないように見えるのに、
自分の中ではちゃんと
一本の線でつながっている
感じがあった。

こういう、気になったことを
少しずつ掘っていく
時間が好き。
何かの役に立つから
掘るというより、
その世界を
もっと知りたいから掘る。
そのような
知的な寄り道の積み重ねが、
自分の感覚(センス)
を少しずつ
育ててくれている気がする。

・アナログなものの強さ

2月は、シールや磁石のような
アナログなものの強さに
ついても考えていた。
実際にモノもつくった。

シール交換が
流行っている理由は
ひとつではないと思う。
少なくとも、手で触れられること、
渡せること、
貼れること、
簡単に並び替えられることには、
デジタルにはない魅力がある。

特にシールや磁石は、
何かのアイデアと
組み合わさったときの可能性が大きい。
固定された情報ではなく、
動かせる。入れ替えられる。並べ直せる。
その自由さが、
場づくりやコミュニケーションとも
相性がいいのだと思う。

便利さだけではなく、
触れられることの良さは、
これからもなくならない気がする。

・好きと主体性について考えたこと

2月は、自分主体でLTイベントも企画した。
テーマは、
「一生続くかもしれない『好き』はなんですか?」
です。

一生続く好き、
というのは簡単に
答えられる問いではありません。
でも、だからこそ面白い問いでもある。
AIの時代だからこそ、
人が何を好きなのか、
何に惹かれるのかには、
前よりも意味が出てくる気がしている。

効率化できることが増えるほど、
その人にしかない関心や
偏りの価値が上がっていく。
そんなことを思いました。
そして、「好き」を知ることは、
人を知ることでもあるのだと改めて感じた。

OSTというワークショップ形式も
仕事で実施した。
そこで感じたのは、
主体性は大切だけれど、
主体性の出し方は
人によって違うということ。

いきなり自分で問いを出すのが難しい人もいる。
でも、用意された問いの中から選ぶことも、
十分に主体的な参加だと思う。
主体性を求めるなら、
主体になりやすい入り口を
設計することも大事だよね。

自由にしていい、
だけでは人は動きにくいことがある。
だからこそ、
自由に入りやすい設計が
必要なのだと改めて思った。

Build for Local. という感覚

2月を振り返っていて、
根っこにある、
大切にしている行動の指針は
やっぱり 「Build for Local.
なのかもしれない。

遠くにある大きな何かのためというより、
まずは近くの人や、
今いる場所や、
自分が関わっている
場所に対して何を返せるか。
それを考えながら作ること。
それが自分にとっての Build for Local.

釜山に行っても、福岡の位置が見えてきた。
島根県隠岐郡海士町に行っても、
自分がつくりたい場所の輪郭が見えてきた。
マラソンのサイトを作っても、
ただ便利なものではなく、
関わり続けたくなるものを考えていた。
LTやOSTでも、
その人の「好き」や
「参加」のしやすさを大事にした。

全部、
近くの人や場所との
関係の中で考えていたことでした。

自分がつくりたいカフェみたいなものも、
たぶん同じです。
すごい場所じゃなくていい。
強い場所じゃなくていい。
でも、近くの人を大切にしながら、
作る人も、応援する人も、
ふらっと来る人も集まれる場所。

2月はいくつかの土地(ローカル)に
触れたけど、
結局はその考えに戻ってきた気がする。
外に出ることで、
むしろ自分が何をつくりたいのかが、
少しだけはっきりしてきた。

・おわりに

ということで、
2026年2月の振り返りはこのあたりで。

ラジオみたいに最後に1曲流すなら、
奥田民生の「さすらい」
かもしれません。

外に触れながら、
今いる場所のことも考えた2月だった。
島根県海士町や韓国釜山などの
場所に行って、地域を知り、
その地域の人の
考え方に触れながら、
結局はまた自分の足元に戻ってくる。
そんな2月の終わりに流すなら、
この曲がしっくりきます。

奥田民生「さすらい」。
またね。

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博多移住ブログから、
「移住」という言葉を外すことにしました。

「移住」という言葉には、
やっぱり少しハードルの高さが
ある気がしています。
住む場所を変えるのは大きな決断ですし、
生活や仕事、人間関係も含めて変わっていくので、
気軽に選べるものではないよなと思います。

だからこそ、
これからは「移住」よりも「関係」
という言葉を大切にしていきたいです。

世の中には「関係人口」という言葉があります。
その土地に住んでいなくても、
その場所に関わる人を増やしていく考え方です。

結果的に、人口減少や少子高齢化、
商店街のシャッター化、
個人商店や伝統が守られていくことにも、
少しずつ影響していくのかもしれません。
もちろん、
急に人口が増えるわけでもないですし、
少子高齢化の問題も
そんなに単純な話ではないと思います。
(そもそも少子高齢化が問題なのか、
という話もありますが、
それはここではいったん置いておきます)

それでも、東京一極集中が続いている中で、
「地方に移住しよう」
と言うだけでは心動かない人も多い気がしています。
移住はやっぱりハードルが高く、
なんだかんだ地元がいい、
都会がいい、
という気持ちも自然なことだと思います。

だから、
まずは「関係」を増やしていく。
住まなくても関われる。
たまに来るでもいいし、
気にかけるでもいいし、
その地域のことを誰かに話すでもいい。
そのような関わり方も、
これからはもっと大切になっていく
気がしています。

そして本日から、
東京(埼玉)と福岡での
二拠点生活を始めることにしました。
メインはこれまで通り福岡ですが、
ときどき一週間ほど
東京(埼玉)で過ごしながら、
東京ローカルにも
関わっていきたいと思っています。

たまには各地域にも足を運び
いろいろな場所との関わりを
少しずつ増やしていきたいです。
そうやって関わりが少しずつ増えていき、
最終的に何かよいものができたら
いいなと思っています。
「Build for Local.」をコンセプトに。

本ブログも、
これからは「移住」を
テーマにするというより、
博多での生活を起点に、
各地のローカルの魅力や、
自分が実感したことを書いていきます。
たまに関係ない私生活の話も書くかな。

世間的には桜の季節ですが、
本ブログもいつか桜が咲くと
いいなと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

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■日記

自分の行動を振り返る。
これは未来の自分のために書く。

だからこの記事自体は、
SNSなどで周知しない予定です。

ブログに公開する必要はないのでは、
という意見もあるかもしれない。
でも、誰かが見ているかもしれない場所で書くのと、
自分の中だけに収めるのとでは、
やはり考える量が違う気がしている。

自分のために書く。
でも、誰かが読んでいるかもしれない場所に、
自分の言葉で書く。
その方が少しの緊張感があり、
自分なりにしっかりと考えられる。
表現も少しだけ豊かになる気がする。

今回のブログでは、
2026年1月の行動と実感を振り返っていく。

■書くこと・夢や目標を見つめた話

1月は、
ただ予定をこなしていた月というより、
自分が何を大切にしたいのかを
見つめ直していた月だった気がする。

結論から言うと、
人や地域から学ぶことの大切さを、
素直に実感した月だった。

まず大きかったのは、
自分の考えを素直に言葉にしたこと。
人生のMBOみたいなもの」を書いて、
今年の目標や人生の夢のようなものを、
できるだけ素直に言葉にしてみた。

未来の自分に向けて、
優しさをもって書きたかったし、
強がらずに書きたかった。

書いたあとに何度も読み返して、
自分はブレているのか、
それとも揺らぎながら進んでいるだけなのか、
自分の心に素直に動けているのか。
そんなふうに、自分の状態を
見つめ直すブログにもなった。

1/23に、
福岡のハッカソンの卒業生イベント
EDDアルムナイ)で、
「AI時代こそ過程が大事なのでは?」
と、自分の体験を通して伝えたことも、
このブログで目標や夢を書いたことの
延長線上にあった気がする。

AIでそれっぽいものが
出せる時代だからこそ、
結果だけでは見えにくくなるものがある。
だからこそ、
どう考えたか、どう迷ったか、
何を面白いと思ったか、
何に傷ついたのか、
何に心が動いたのか。
そうした過程のほうを、
自分は大事にしたいと思う。

■人や場から学んだ話

1/18に
ファシリテーター体験をしたことも、
自分の中では印象が大きかった。
場のつくり方や、
初対面の人の話をどう受け止めるか、
その中で自分は何を伝えるのか。
いろいろと考えさせられた。

何かを一方的に伝えるのではなく、
人が話しやすくなる場をつくること。
それは今の自分にとって、
伸ばしていきたい力なのだと思う。

それと同時に、
1月から、気になったことを
薄い手帳型のスケッチノート
手書きで残すことも習慣にした。
あとで見返すためでもあるけれど、
その場で心が動いたことや、
あとでしっかり調べたいことを、
自分の手で書いて残すこと自体に
意味がある気がしている。

すぐに流れていく情報ではなく、
一度立ち止まって、
自分の中に置いておく感覚。
そういう時間を、
自分は今、大切にしたいのだと思う。

■ローカルや文化に触れた話

1月は、
福岡の地域や文化に触れる時間も多かった。

福岡県指定無形文化財の
「博多曲物」について学ぶ機会があり、
カフェ・ブラジレイロの例会に参加して、
伝統工芸師の玉樹さんから
「伝統自体は変えず、
考えて、時代に合わせる」
ことの大切さを学んだ。

福岡の成人式の空気も感じた。
晴れ着やスーツ姿の人たちを見て、
やはり節目には
その街の空気が出るなと思ったし、
元気のある若い人たちを
素直に応援したい気持ちにもなった。

「失敗を恐れずに挑戦しよう」
と、大人は若者に言うことがある。
それ自体は間違っていないと思う。
でも、何に挑戦したらいいのかは、
そんなに簡単には分からない。
だからこそ、
成人式で久しぶりに会えた友人たちを大切にして、
今をお互いに祝うことのほうが、
まずは大事なのかもしれないと感じた。

ローカル番組の
福岡くん」に取材されたことも、
すごく嬉しかった。
大好きな番組に、
少しだけ関われたからだ。
オンエアはされなかったけれど、
ますます好きになった。

博多から少し離れた
吉塚にある
リトルアジアマーケットに行ったことや、
韓国の友人家族のお手製のキムチを
食べたことも印象に残っている。
福岡の中にアジアの空気が
自然に混ざっている感じは面白い。
自分は、食の文化が
自然に混ざり合う感じが
やはり好きなのだと思う。

■アナログな体験の話

そして1月は、
アナログな体験の良さも
あらためて感じた月だった。

日めくりカレンダーに対する
新しい体験について考えたこと。
そして、実家に眠っていた
フィルムの一眼カメラで写真を撮り、
現像までしたこと。

フィルムカメラを持って歩き、
自分が大切だと思った瞬間や、
残しておきたいと思った景色を、
写真に残す体験は
自分の中では新鮮だった。

すぐに写真を確認できないこと。
少し手間がかかること。
その不便さも含めて良かった。
便利さや効率だけではない価値を、
自分はこれからも
大事にしたいのだと思う。
つまりそれは、
「過程」を楽しむことにも
つながっている気がする。

1/25に博多にある、
アーティストやクリエイターが集まる
冷泉荘で、
詩話会(現代詩の勉強会)にも参加した。

詩を通して、
言葉が持つ力や、
詩が読み手に
どんな価値を与えるのかを考えた。
言葉を言い切りすぎないことや、
余白を残すことについて、
意識し直す時間にもなった。

その時間の中で、
映画『いまを生きる』に出てきた
「死せる詩人の会」を思い出した。
うまく言えないけれど、
言葉や表現を学ぶことは、
ただ知識を増やすことではなく、
生き方や感受性そのものに触れることに
近い気がした。

1/30に久しぶりに映画館で
機動戦士ガンダム
閃光のハサウェイ
キルケーの魔女
』を観たことも、
自分の中では少し近いところにある。

映画も詩も、
ただ情報を受け取るというより、
その場に自分の身体を置いて、
余白ごと受け取る体験だと思う。
何かをただ消費するのとは、
少し違う時間だった。

1/24にWebを使わずに
熊本の玉名市に行ったことも、
同じ感覚につながっている。
最初から情報を入れすぎないことで
感じることもあるし、
旅をするときは
少し不便なほうが、
その土地との距離が
近くなることもある。
この話はまた別で
ブログにする予定だ。

■日常の小さな実感

普段の生活の
小さな出来事も、
1月の空気をつくっていた気がする。

1/17に福岡の珈琲御朱印帳を買って、
アナログなスタンプを集め始めた。
ただ珈琲を飲みに行くのではなく、
福岡の街を珈琲を通して
味わっていく感じがある。

1/10に十日恵比寿神社の
正月大祭で参拝したあとに、
素敵なお寿司屋さんで
同僚たちと過ごしたことも、
その街で生活している実感につながる
出来事だった気がする。

健康面で言うと、
1月は一日平均で
10kmくらい歩いた。
意識していた日もあれば、
結果的にそうなっていた日もあるけれど、
しっかり歩いていた月だった。

歩くと、
街の細かい変化や、
気になる店や、
季節の気温や、
人の流れが見えてくる。
自分にとっては、
考えることと歩くことが
かなり近いところにあるのかもしれない。

1/10に旧友から
受けた刺激もあった。
久しぶりに
中高の同級生に会い、
それぞれ違う場所で
挑戦している姿を見て、
素直にすごいなと思ったし、
自分ももっと前を向こうと思った。

久しぶりに会った
旧友の姿を見て、話を聞くと、
中高一貫に通っていたことは
良かったのかもしれないと思う。
当時は当たり前にいた友人たちだけれど、
今になって、
より大切な存在になってきている感じがする。

■仕事への向き合い方

仕事についても、
過程を大切にしながら、
仕事自体を楽しめるように
向き合い方を変えた。

インターンに採用する
福岡の大学生を知ることから始めて、
デジタルで業務を効率化すること、
DXについても自分なりに学び、
インターネットを使った
基盤の構築も初めて経験した。
情報セキュリティについても、
書籍を通じて学び、
自分の言葉で伝えられるように書いた。

■まとめ

振り返ってみると、
1月は出来事が多かったというより、
自分が何に反応するのか、
何を大事にしたいのかを、
確かめていた月だった気がする。

今後も大事にしていきたいのは、
自分の言葉にすること。
地域(ローカル)に触れること。
手触りのある体験を選ぶこと。
人から学ぶこと。

その全部が、
ばらばらに見えて、
未来の自分につながっていく気がする。

2月も、
たくさん実感したことがある。
スケッチノートを見ながら、
また振り返りたい。

書くこと。
作ること。
歩くこと。
振り返ること。
好きに向き合うこと。
夢や目標に向き合うこと。
近くの人を大切にすること。

その積み重ねが、
未来の自分を
つくっていく気がする。

長文になりましたが、
読んでくれた方、本当にありがとう。
またね。

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やまみラーメンの写真

博多に移住して5年目、
今年の4月で6年目に入る。

どこが一番美味しいラーメンかと聞かれると、
正直むずかしい。
博多には名店が多すぎる。

でも、「一番リピートしたラーメン屋は?」と
聞かれたら即答できる。

やまみラーメンだ。

自宅から近いという理由もある。
けれど、それだけで30回以上は通わない。

臭みのないスープ。
麺との絡みが異常にいい。
海苔がほどけていく感じまで含めて、
まとまりのいい一杯。

派手さはない。
でも、完成度が高い。

麺は、昭和28年創業の製麺所のもの。
大将のお父さんの代から続く、
歴史のある麺だ。
麺もスープも、
こだわりがはっきり伝わってくる。
臭みがなく、どこかモダンな一杯だ。

麺の伝統とスープのモダンさ。
そのリミックスこそが、
やまみラーメンの魅力だと
勝手に思っている。

夜営業はしない。
11時~15時で
スープが無くなり次第終了。
(月曜日が定休日)

博多駅から徒歩15分ほど。
少し離れているけど、
十分徒歩圏内。

店内の壁には、
過去に来店した人たちの写真と、
リピート回数が書き込まれた
スタンプカードが並んでいる。

その中で、300回通った人がいる。

その結果を見て、
少しビビった。
でも、30回以上通った自分には、
その感覚が分かる。

写真を見ると、日本各地だけではない。
アジア圏はもちろん、
欧州など遠く離れた国からの来店者もいる。

観光スポット的な
ラーメン屋ではなく、
「自然と辿り着いた人が、また戻ってくる」
というお店。

だからここは、
一見客もリピート客も、
自然と集まる場所なんだと思う。

30回以上食べた中で、
一番うまかった日はいつか。

たぶん、最後に食べた日だ。
たぶんね。

毎回「今日が一番だな」と思ってお店を出る。
でも、次に行くと、
わずかに更新される。

味が劇的に変わっているわけではない。
でも、その日のスープの温度、
麺の上がり、
自分の体調や気分まで含めて、
少しだけ違う。

そのわずかな更新が、
また通わせる。

博多には、ラーメンの名店が多い。

でも、自分にとっての一番は、
味が「わずかに」更新され続けるお店だ。

そして今のところ、
それがやまみラーメン。

ずっと応援します。
いつもありがとう。

やまみラーメン

やまみラーメンの写真

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お店や常連の方の
迷惑にならないよう、
この記事は一時的に非公開にします。

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